香りの実験室
毎月4回開催しているこどもの香りレッスンの様子です。
調香に参加する子どもたちにとって、香料の配分を決めるピペットは
憧れの存在。
レッスンでは最初からピペットを持つことはなく、
まずは香りそのものを感じることにしばらくは時間をかけます。
慣れてくるとようやくピペットを使って自分で香料を混ぜることにチャレンジ。
好きな香りを3種類選び、混ぜる前に出来上がる香りがどのような
香りになるか予測をしてもらいます。
予測や想像すること、
それを自分の言葉で伝えることを、
これを嗅覚を通して子どもたちとやりとりしていくのですが、これが中々面白い。
またピペットは微妙な指先コントロールが必要なので、
不器用さや細かい運動面の力もみることができます。
この点が苦手な子どもたちが多いですが、やりたい気持ちが勝ると苦手でも
一生懸命やり続けるのが素晴らしい!
出来上がった香りには自分で名前をつけて終了です。
子どもたちが自分で作った香りに自分でつけた香りの名前には、
林、チョコレート、緑(翠にするか悩んでいた)、ムサシ(武蔵?)、アップルベール、
ラムネなどなど、想像豊か。
次回はどの香料を組み合わせるか決めている子もいました。
中には市販の香りものを持参して、これは本物か偽物かを確認したい
子どもたちもいるので、天然香料の香りと人工香料の香りの感じ方の違いなどに
ついても話す機会となっています。
子どもたちの香りのレッスンは京都では毎週土曜日に開催、
東京では毎月月末の日・月でご要望に合わせて開催しています。
【お問い合わせ kyoto.hanakagami@gmail.com】
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