やはり肌はくすむそうです

若かりしころの モデル クリスティ・ターリントン。

40歳半ばすぎた今でも衰えを感じない容姿で、活躍中のスーパーモデルですね。

こちらの雑誌の表紙、手にタバコもってます。

クリスティが20代前半のころの姿です。


クリスティは、13歳から26歳まで片時もタバコを離せないヘビースモーカー

であった過去があり、26歳の時に父親をタバコが原因の肺がんで

亡くしています。


自身も身体能力や免疫力の低下、肌の衰え、といった症状に悩まされ、

肺気腫の診断を受けてしまうことに。。。


人生で最も辛かった時期、とインタビューで答えているこの時期、

クリスティは禁煙にチャレンジします。


結果、きちんとやめられるまで五年ほどの歳月を費やしたようですが、

現在はタバコの害を若い世代に伝えるべく活動をしています。


26歳で肺気腫。。。。


今のクリスティはヨガを学び、とってもヘルシーなイメージですが、

モデルとして全盛期の頃はそうとうなヘビースモーカーだったのでしょうねえ。


最近、岐阜大学で日本人女性を対象に、喫煙状況と皮膚のメラニン量、紅斑量に

ついて調査した結果が公表されました。

この調査では、1日一箱以上を継続的、断続的に吸っている女性の肌は

実際の計測値でメラニンも紅斑の量も多くすんだ肌となっていたことが

わかったそうです。


この場合、日焼け止めを使用していても、ビタミンCやD、野菜類、脂肪などの

食事摂取で気をつけていても、その効果は帳消し、全く関係なかったとのこと。


タバコ吸っているのなら、せめてビタミン類を多くとって。。。ということを

しても、あんまり意味がないのかもしれないですね。


この調査、20本一箱以上という場合は「喫煙者」とカウントして、

それ以外の少ない本数を吸っている人たちを「非喫煙者」という設定にしてしまって

いるので、私としては、本当に知りたかったところをズラされた感じが

するんですけどね。


私が禁煙指導する際に、よくあるのが一箱も吸っていないけど

少ない本数をずっと継続しているケース。


ヘビースモーカーの肌がくすむのはよくわかったけど、

今後は20本以下でどうなのか、ということも知りたいものです。


とはいえ、女性の体にとって喫煙がよくないことには変わりない事実。


今現在、女性の喫煙率は若い世代で微増していますし、

喫煙を始める年齢も早くなっています。

上記のクリスティの場合、13歳からということでしたけど、

もっと低い年齢から常習となる例も結構ありますしね。


先日、学校の先生方の話の中で、親が吸わせちゃう場合もあるんだよね。。。と。


女性がタバコを吸うと消化器系の難病リスクが男性より高くでたり、

妊娠初期の喫煙で(中期後期はやめている)生まれたこともが4歳~6歳時の

喘息などのリスクが上昇したり、

またマウスの実験ではありますが、タバコの害が孫にまで影響した、ということ

もあります。


環境的にもいいことはないので女性の喫煙は早い時期からのものは、

周囲の大人が意識を持って食い止めたいものですね。

保健師miriの香りの庭

香りからはじまる セルフメディケーションのすすめ